遥かなる時の山脈を超えて 動くもの一つない超古代へ 次元の歪みより浸食する 古きものたちの影 邪悪なまでに想像をこえた建造物 黒魔術と超科学の融合 緑おおう南極に 深き海の淵に 暗黒の祭祀の おどろおどろしくも単調なリズムが響く 手足として進化させた人類は 従順に巨石を積み上げる しかし地軸の歪みが 古きものたちを 海あるいは地中深く埋め 南極を凍りつかせた 一部の強者は 虚空の門のかなたに逃れ さらに強くなるための眠りについた 限られた時間は 人類に与えられたプレゼント しかし誰もが 古きものたちを忘れてしまった 悪魔という概念だけを残して... 彼らはときおりまどろむだけで 古代大陸を沈めてきた 一つの巣に眠る 二つの種 畏怖するものの 長き不在の果てに 自らを滅ぼす 意識の荒廃と不信 愛の価値も定義不能 持ち時間だけが 砂時計のように失われ 虚空の門が開く 鍵を持つ者のきまぐれで 虚空の門が開け放たれる 鍵を持つ者の思いつきで それは 長き眠りの終止符 長き歴史の終わり
by snake10244
| 2006-11-17 16:32
| 久遠の夜果てる時
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