dark crimson
2007-01-28T13:34:29+09:00
snake10244
kiichi no tubuyaki
Excite Blog
待っていた場所
http://snake10244.exblog.jp/4637105/
2007-01-28T13:34:28+09:00
2007-01-28T13:34:29+09:00
2007-01-28T13:34:29+09:00
snake10244
未分類
君には届かない
心を今に残し
この身はすでに過去の残影
みのりの季節はこぼれ落ち
優しい笑顔は
この胸に風穴を穿つのみ
恋する時間の終焉は
ただ見守るだけの
小さな居場所
思い 乱れて
思い 残して
思い 流れて
切り取られた時間に
愛の残り香が漂い消える
もうこの手には
出来ることはなにもなく
求めて得られるものもない
それが それだけが
ひとり
たどり着いた岸辺に
待っていた場所
]]>
おちる 〈 堕 〉
http://snake10244.exblog.jp/4599811/
2007-01-21T19:55:01+09:00
2007-01-23T23:23:20+09:00
2007-01-21T19:55:01+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
伝説は過去・現在・未来
そのすべてを物語る
圧縮された記号の海に意識が浮かび
永遠の黄昏の断崖に意識は沈む
悩み、傷つき
愛し、孤独を知る
その中から夢が産声をあげる
だから
人は人として生きられる
ならば
そんな人が求める光とは
そんな人が忌み嫌う闇とは
正しいのか
間違っているのか
わからない何ひとつ
ただひとつだけ気付いたことは
再び時を超え
遥かなる過去に旅立った時から
私も伝説となったということ
いつしか人々は
私を指さして言うだろう
堕天使ルシファーと
]]>
ひびき 〈 響 〉
http://snake10244.exblog.jp/4599740/
2007-01-21T19:40:23+09:00
2007-01-23T23:23:20+09:00
2007-01-21T19:40:23+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
乗せたのは誰か
Noa's Wooden Ship 2 の
進路を変えたのは誰か
滅びゆく悲鳴を
この耳に残させたのは誰か
戦うべき相手とは誰なのか
古きものどもにして
悪魔と呼ばれるものたち
この世に血と膿を撒き散らしたものども
我が前にいでよ
永遠なる天使よ
我とともに
全次元を貫く光となれ
愚かなり
深い影をまとう男が浮かびあがる
我ら悪魔のみにあらず
人、その記憶に
汝らを悪魔としてとどめん
我が望みは
汝らの滅びなり
人、我らを悪魔と呼べり
されど人
我らを神とも呼べり
狂戦士よ もし
我ら以外に神がいるなら
なぜ現れいでぬ
なぜ滅びるままにした
囁きは低く
時空間はゆらぐ
狂戦士
人を導く者よ
神と悪魔は同じものの2つの面を現すもの
災いも奇跡も
受け取る者の心のありようなり
ゆえに我ら神となり
ゆえに我ら悪魔ともなれり
知識が残酷な友人となるとき
知ることは純粋な恐怖となる
どこにもありもしない光を求め
どこにもありもしない闇に怯え
ただ我らを敵とした特殊な人類
狂戦士よ
時を超える者よ
古き者どもとの間に生まれた者たちよ
自らを見よ
自らなすべき事を知るがよい
我ら人々のもとに望みを与え
人々のもとに絶望をももたらす
それすべて愚かなる過ちを正すため
身勝手なものたちが
それを神々の救いと呼び
悪魔の所業とはきすてる
もう一度言う
自らを見よ
成すべきことを知れ
時は巡り
時はせまる
次なる目覚めはなんのために…
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ながれ 〈 流 〉
http://snake10244.exblog.jp/4314660/
2006-12-06T14:39:43+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-12-06T14:39:43+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
ゆらめきながら滅びるもの
古えよりいき
絶え間なく成長するもの
暗渠に棲み 息づく混沌は
運命という大渦の螺旋に流れこむ
増殖と亀裂
立ちどまるもの
突きすすむもの
生きること 死ぬこと
そしてその狭間
私は私
ここにいる
私は私
どこにでもいる
限りなき深淵で
永遠の別れをつげたあと
世界は細分化されてゆく
螺旋がめぐる
愛も夢も希望も
憎しみも悲しみも絶望も
すべてを乗せて
時はきたりて
また行きすぎる
いくつもの螺旋
いくつもの混沌
熱さも冷たさも死にたえ
時間も空間も意味をなくした場所に
始まりはなく
まして終わりなどなく
細かい区別も
いわれなき差別も
その必要を見失い
すべての事象が
ただ連続した長い線になる
究極という槍につら抜かれた
混沌と螺旋が描く
メビウスの蛇
めぐり めぐる
とどまることなく
]]>
久遠の夜果てる時 ~ 夜のしじまのなかで
http://snake10244.exblog.jp/4236869/
2006-11-24T19:36:00+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-24T19:36:00+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
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対峙
http://snake10244.exblog.jp/4236839/
2006-11-24T19:29:10+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-24T19:29:10+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
分化する種子
すすり泣く雨の中
虹色の蜘蛛は
光の網を綴れ織る
まばたきのうちに
景色は変わり
振り向くと
無数の眼が閉じる
混沌の手の中へ
母なる螺旋へ
影に包まれた
影のない部屋で
見失った自分を探し求め
自分の声に呼び戻される
虚空に浮かぶ鏡は
実在の中の不在を映し
顕在への扉をしめす
幸福の片隅で泣き
悲しみの中で安堵する
等質の海は
伝承の空に続き
すべてを知りすぎた
年老いた私は
すべてを知りたがる
胎児の私を
人知れず葬ろうとする
究極の混沌
空虚なる螺旋
愛情と憎悪
嫉妬といらだちが
遅すぎた悔悟の内に
悲鳴をあげる意識をも
飲みこんでいく
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回廊
http://snake10244.exblog.jp/4210301/
2006-11-19T20:23:51+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-19T20:23:51+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
光が押し寄せる
そして
闇がさらに深まる
すべての記憶
すべての未来
かくも長き
血と誇りに彩られた日々
人は誰もが
恐怖を内にかくして
愛と憎しみを受け入れる
究極の1は無数に広がり
もっとも多い数となる
灼熱の回廊で
実在と不在が
陽炎のように揺らめきながら
無言の問答を繰り返す
そして
時間が色彩をもつ
そして
空間が分化する
相対する虚空のはざまに
哀しみをまとって踊る
顔を無くしたダンサー
「愛しています」
なんて うつろな言葉
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顕現
http://snake10244.exblog.jp/4210230/
2006-11-19T20:11:38+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-19T20:11:38+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
はじき飛ばされた
意識だけの生き物
時流の山脈
暗夜の海峡
見放された死への
憧憬は雪のごとく降る
安息を握りつぶした沈黙は
心に深い風穴をうがつ
文明の小さな繁栄と
時間の小さな崩壊
愛の大きな包容と
優しさの崩壊
一夜の幻想
胎児の見た夢
使い古された祈りの言葉は
果てへ 果てへ
流れて 流されて
耐えがたき重圧が積もるなか
響きわたる哄笑は
闇に火をともし
またたくまに
炎の十字が浮かび上がる
吼える炎は
凍りついた混乱と
眠れる混沌を
無限の鎖から解き放つ
風の牙が舞い
閉ざされていた
叫びと嗚咽が
鮮やかによみがえる
血を吸いつくしたよいな炎
光を吸いつくすような巨大十字
それが 虚空の門
すべてが存在し
すべてが形を失う
あらゆるものが混沌へと戻り
あらゆるものが混沌より生まれる
暗黒のいざない
門の呼び声
]]>
祈念
http://snake10244.exblog.jp/4210119/
2006-11-19T19:50:57+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-19T19:50:57+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
消え去った時間
絶対の孤独は
心を蝕み腐らせる
広すぎる空
何も見えず
何も聞こえず
何ひとつ触れるものもない
悪意のどよめき
死者の残映
記憶という遺産は
しのびよる寒さと
明日への手段が
残されていないことを教える
愛が青く腐敗した世界で
つかの間の安息を求めるとき
銀色の箱など
始めから不必要
雨にうたれながら
この胸は血を流す
したたる水滴に
100の生命を
我を救いたまえ
通り過ぎた道を清め
再びの生命を与えたまえ
]]>
久遠の夜果てる時 ~ 夜のしじまのなかで
http://snake10244.exblog.jp/4210000/
2006-11-19T19:24:37+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-19T19:24:37+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
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逡巡・凍結
http://snake10244.exblog.jp/4209983/
2006-11-19T19:21:42+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-19T19:21:42+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
それが称号
それが我が名
古きものたちへの
戦う意志と力を持たされた者
しかし人として生き
愛にも夢にも破れたいま
それが何になる?
時を超える者は
未来を変えるために
さらに過去へ翔び戦おうという
戦いに疲れきった私に...
そのとき 鍵を持つ者が
嘲りの声とともに
時を超える者に襲いかかった
白熱と暗黒の激突
次元を揺るがす絶叫に
意識が肉体から離脱する
絡み合う光と闇に
Noa's Wooden Shipp Ⅱ がねじれ
あとかたもなく爆発した
意識は虚空へとはじき飛び
無から混沌が生まれ凝縮し
時流はせき止められ凍結した
]]>
古代・旧支配者
http://snake10244.exblog.jp/4199476/
2006-11-17T16:32:00+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-17T16:32:46+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
動くもの一つない超古代へ
次元の歪みより浸食する
古きものたちの影
邪悪なまでに想像をこえた建造物
黒魔術と超科学の融合
緑おおう南極に
深き海の淵に
暗黒の祭祀の
おどろおどろしくも単調なリズムが響く
手足として進化させた人類は
従順に巨石を積み上げる
しかし地軸の歪みが
古きものたちを
海あるいは地中深く埋め
南極を凍りつかせた
一部の強者は
虚空の門のかなたに逃れ
さらに強くなるための眠りについた
限られた時間は
人類に与えられたプレゼント
しかし誰もが
古きものたちを忘れてしまった
悪魔という概念だけを残して...
彼らはときおりまどろむだけで
古代大陸を沈めてきた
一つの巣に眠る
二つの種
畏怖するものの
長き不在の果てに
自らを滅ぼす
意識の荒廃と不信
愛の価値も定義不能
持ち時間だけが
砂時計のように失われ
虚空の門が開く
鍵を持つ者のきまぐれで
虚空の門が開け放たれる
鍵を持つ者の思いつきで
それは
長き眠りの終止符
長き歴史の終わり
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囁き・離脱
http://snake10244.exblog.jp/4199382/
2006-11-17T15:59:52+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-17T15:59:53+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
もっと もっと
遡りなさい
古き過去へ
超意識の長き旅
意識の拡大と集中
仮の器から離れ
魂を解放しなさい
すべてが見えるはず
自分が何者か思い出すはず
翔びなさい もう一度
翔びなさい 私とともに
白い光に包まれた女が近づく
囁く声が聞こえる
私の手を握り引き寄せた
うねりと痺れ
いつか私は
眠る私を見下ろしている
意識がほとばしる
時を超える者に導かれて
]]>
交差・回顧
http://snake10244.exblog.jp/4195062/
2006-11-16T19:56:01+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-16T19:56:01+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
明かりを点けて
いつものように笑ってほしい
遥かな時をこえ
あなたの心を抱きしめて
あなたの体を確かめて
ふれあう気持ちが高ぶれば
愛は目にさえ見えるもの
胸の鼓動は明日への希望
時が戻り目覚めれば
音のない静寂と
影も動かない退屈
明日の破滅も知らず
狂騒の日々を空費した
あなたさえ居てくれたなら
目覚めてさえもまといつく面影
声が 暖かい体が
途切れてしまった愛の記憶は
限りない残酷にかわる
時間を消して
生命を止めて
もう一度だけ笑ってほしい
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暗澹・戦禍
http://snake10244.exblog.jp/4194985/
2006-11-16T19:40:43+09:00
2007-01-01T15:33:34+09:00
2006-11-16T19:40:43+09:00
snake10244
久遠の夜果てる時
戦場に送られるほど若く
誰もが
命を失うには若すぎた
誰もが
虚ろな目で銃を握りしめていた
出撃したあとに
運のいい奴は
番号が振られた死体となって帰り
運の悪い奴は
バケツ1つの破片となって帰り
運に見放された奴は
また翌朝出撃することになる
ここはそんな場所
大地を揺るがす絨毯爆撃
死神の吐息のような至近弾の音
誰もが死を恐れ
誰もが死に麻痺していった
疲れきった体と病んだ心は
美化されてしまった思い出を語るときだけ生きていた
番号にも破片にもならず
その代償に両手両足を失った奴を覚えているか?
誰もが目をそむけ
誰もがうらやんだ
奴は酒を飲みながら自慢した故郷へ
うれしそうに帰っていった
そしてそこで
気味悪がられ
やっかい者にされ
震えながら死んでいった
人の命は
すでに戦場でも故郷でも
紙一枚の重ささえもなく
戦争を始める者は
正義と悪とに分け
戦争を教える者は
味方と敵に分け
戦争を語る者は
意味と無意味に分けるが
戦場にいる者の目には死者しか映らなかった
誰もが
死に畏怖し
誰もが
死を日常とした
誰の背中にも
死が張りついていた
誰もが毎晩
死と酒を酌み交わしていた
死から逃げられた奴はいない
誰もが
そう思いながら...
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